えみぱんだの【RECREATE-CAREER】

起業・転職・複業を経験したえみぱんだがキャリアのデザイン、再創造について公開するブログです!

転職活動 在職中にするか? 辞めてからするか?

現在転職活動のスタートを検討している方も多いと思います。

転職活動をスタートするにあたり考えないといけないこととして、「転職活動を在職中にするか?現職を辞めてからするか?」というものがあります。

この問題も双方にメリット・デメリットがありますので、今回はそれについてまとめたいと思います。

その後で僕はどうしたか、なぜそうしたかについて書こうと思います。

 

■在職中のまま転職活動をするメリット

収入が途切れることがない・・・現職を続けたまま転職活動をする最大のメリットは、やはり安定的な収入を維持しながら腰を据えてじっくり転職活動に取り組める点です。

辞めても失業手当は支給されますが、自己都合だと1回目の支給まで約4ヵ月もかかります。

日々のお金のことを心配する必要が無いことは精神の安定に繋がりますので、焦って変な会社に転職してしまうことも少なくなると思います。

現職の良さに気づくことがある・・・転職活動を行ってみることで、それまで気づかなかった自社の良さに気づくことがあります。

そもそもなぜ転職をしようと思ったのか?何を不満に感じたのか?その不満はどうしても譲れないことなのか?

転職活動を通じて内省することも多く、改めて今の仕事を続ける決意をする人も多くいます。

 

■在職中のまま転職活動をするデメリット

スケジュール調整の難しさ・・・働きながらの転職活動で一番苦労することのひとつがスケジュール調整です。

基本的に面接は平日の日中に設定されることが多いため、有給や半日休などをある程度自由に取れる環境でないと、いつまで経っても面接にたどり着けないということが起こります。

内定先の比較検討がしにくい・・・これはスケジュール調整の難しさと関連します。

働きながら求人票のチェック、応募、面接を数多くこなすことは非常に大変なことです。

忙しいなかで同時にいくつもの内定を貰うことは至難の業となりますので、頑張ってひとつ貰えた内定に対し、「行くか行かないか」の選択肢しかないことが往々にしてあります。

複数貰えた内定の中から「どこに行くか」という意志決定ができないのは、デメリットと言えます。

 

■仕事を辞めて転職活動をするメリット

転職活動に専念する時間がある・・・当然ですが仕事を辞めれば時間が山ほどあります。

求人票を読み込んだり、適性検査の対策をしたり、面接のシミュレーションを行うことができます。

そして実際の面接も数多くこなすことができるため、1社の決めうちでいくより、良い会社に転職できる可能性がより高いと言えるでしょう。

 

■仕事を辞めて転職活動をするデメリット

金銭的不安・・・仕事を続けながら転職活動をするメリットの反対ですが、金銭的な不安はとても大きいものです。

「もしどこからも内定が貰えなかったら・・・」という不安は転職活動中常につきまといます。

面接官より無計画な人間と思われるリスクがある・・・面接の際、既に離職していることうぃ話すと驚く面接官は多くいます。

それだけ在職中のまま転職活動をする人が多い、ということでもあるのですが、ややもすると「無計画・無鉄砲な人だな」と思われることがあります。

絶対に転職することを決意している、ということをその理由とともに明確に伝えることができるのであれば、むしろ本気度をアピールする材料にもなります。

 

いかがでしょうか。

双方にメリット・デメリットがあることがおわかりいただけたかと思います。

 

では最後に僕が転職活動をした際にどうしたかをお話しします。

僕は転職をしよう、と決めた時点で仕事を辞めました。

それにはいくつか理由があります。

・在職したままだと甘えが出ると思い退路を断ちたかった(内部環境)

・転職をすると固く決意していた(内部環境)

・転職市場はそれなりに活況だった(外部環境)

などです。

内部環境と外部環境を総合的に勘案し、僕は仕事を辞めて転職活動を始めました。

結果として、転職活動を始めてから約1ヵ月半で内定を4つ貰い、その中から条件面・業務内容ともに納得のできる転職先を選ぶことができました。

正直に言うと、最初の内定が出るまでは不安な気持ちも非常にありました。

転職先の社員にいろいろと話を聞くと、8~9割の人は在職中に転職活動を行っていましたので、多数派という意味では間違いなく在職中に転職活動をする方が多いと思われます。